ALDEN984のサイズ調整

レザーシューズのサイズ選びはなかなか難しいですね。。。

特に初めて買うブランドは木型や革の特性を知らないと尚更。

そもそも自分の足のヌード寸を知ったのが、初めてのプロによるフィッティングを体験した20代半ばでした。高校時代初めて買ったレッドウィングは最初は意気揚々と履いていたのですが、革が馴染むとすぐブカブカになってしまって、なんだか変な皺が入っていた記憶があります。

CONVERSENIKEのスニーカーは8インチを履いていて、初めてのレッドウィングは『少し大きいらしい』という僅かばかりの予備知識のもと、7 1/2Eを買った訳ですが、、、

今思えば、大きいのは当然。自分の実際のサイズは6 1/2(24.5)でした。

 

さて、ここから本題。

ある程度分かっていたつもりなのにまたやってしまったALDEN984、カーフモデル。

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一昨年、ネットオークションでほぼ新古のものを入手。同型のコードバンは足に馴染むまで正に血の滲む忍耐が必要でしたが、何年目かからいい感じになりました。サイズ選びが難しいコードバンを履きこなせた自信?から、こちらはカーフと言うこともあり、なんの疑問もなく同サイズを購入したのですが、、、届いてビックリ、右足がパツンパツン(汗)

左足に比べて私の右足が少し大きいのも有りますが、とにかく右足の縁革が踵に噛み付いてきます。朝はまだ何とかなるものの、帰宅する夜には足がムクむせいか履くのすら辛い状態。2度酷い靴ズレになり、慣らし運転を断念。昨シーズンは一度も登板の機会が無くなってしまい、転売も視野に入れだしていました。

 

ローファーはシューレースで締められないため、甲がタイトに作られていて、負荷が掛かるベルト部分が特に堅牢な設計。そのためここが合わないと絶望的なのですが、、、当たっているのは踵なので調整できるのでは?と考え、

 

これに挑戦することにしました。

シューズストレッチャー、2000円也。


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支那製ですが、出来は悪くない。説明書にはセットして2日待つとありますが、失敗したくないので12時間毎に様子を見ることに。


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元々それほどキツくなかった左足は12時間後で既にいい感じ。途中で確認して良かった。

右は24時間後でもまだキツく、さらに半日プラスして都合36時間ストレッチしました。

 

右の踵はまだ少し当たりますが許容できる範疇。やり過ぎて履き口が笑ってしまうのも嫌だし、少しむくんだ帰宅時も取り敢えず歩行可能だったので、これで何とか慣らしを継続出来そうです。0.5インチ以上は難しいかも知れませんが、ハーフ上げると緩くなってしまうような時、0.25インチくらいのサイズ調整には十分役立ちそうです。


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本日はこのローファーに501。トップスは90'sのカレッジロゴのリバースウィーブにBATTEN WEARのスウィングトップをレイヤーしてアイビー風で出勤♪

 

今回、大変役に立ったシューズストレッチャーですが、構造上、残念ながら少しでもシャフトがあるブーツには入らないのでレッドウィングには使えません。店頭でフィッティングするのが一番なんだと思いますが、ビンテージはオークションで買うことも多くレッドウィングは個体差も中々あるんですよね。。。

リペア専門店さんなら出来るのかも?

と調べてみたら、エンジニアやペコスで有り勝ちな甲のキツイ部分を伸ばしたりなどの修正も可能のようです。工賃もそれほど高くなさそうなので、諦める前にプロに相談するのも有りかも知れません。