Wrangler 124MJ

お久しぶりです(笑)

 

早速ですがラングラーのGジャンと言えばこの人?

 

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いやこっち?

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どちらも好きなアーティストだけど、111MJは同時代のリーバイスほどではないにしても手が出せる範疇を超えてる。

リアムを真似して、パーカとレイヤー&第一ボタン締めで超久しぶりに124MJを着てみました。

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パンツは写してないけど、90年代のラングラーのランチャーパンツを合わせてます。

この124MJは記憶が定かじゃないけど、たぶん原宿のCHICAGOで5000円くらいだったような?

舟形ネームね太縄ロゴだから70年代後半のものでしょう。もちろん生地はブロークンデニムで全体にアタリ感はなくラングラーらしいのっぺりした色落ち加減。

リアムが着てるのは襟の形からして70年代後半のものだろうけど、身幅のバランスからして、もしかしたら136MJなのかも?今っぽく着ようとしたらそのほうが良いかも知れないですね。

 

136MJが気になってオークション見ていたら沼ってしまい、結局年代違いの124MJを2つも買ってしまった。。。

 

その① 初期黒タグ

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70年代初期のもの。デザインや仕様はほぼ同じだが、生地は左綾のセルビッジ。f:id:REDMIKE866:20230324103005j:image

この頃にはブロークンデニムが開発されていたはずですか、実際製品の生産ラインが切り替わるのはもう少しあとなのか?f:id:REDMIKE866:20230324103143j:image

アームホールはインターロック一発(コバステッチなし)の潔さ!124MJと言えばの仕様ですが、実は初期は違ったことを知りました。

ちなみにアームホールは、曲線的なほうが立体的に作れます。ただ曲線的になるほど巻き縫いは難易度を増し、パンク(巻の縫い代が破裂すること)の原因になったりもしてしまいます。機能性と縫製の効率を両立させるための仕様かとおもいますが、コバステッチが無いのはなかなかの思い切り。

 

下は60年代後半の557。


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リーバイスもこの年代から工場によってはアームホールの縫製がインターロックだったようですが、ダブルステッチが入り、一見は巻いているかのような見え方。インターロックの方が曲線には対応しやすいものの、コバステッチの工程が一つ増えるので、巻ける工場はこれまで通り巻いていたんでしょう。

 

その② 後期ブルーベルタグf:id:REDMIKE866:20230324105854j:image

これは掘り出し物でした。

サイズが小さめなせいかかなりのお買い得品。面白いのはアームホールが巻きで腰のアジャスターが無いところ。


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ヨークのピスタブも無く、124MJが一気に完成形になったのではなく、111MJから徐々に変化したのが分かる一着です。


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なんだかんだサイズ感も違うので3着それぞれ楽しんでますが、、、やはり70年代になって襟がウェスタンシャツのように変化した124MJが好きかなぁ。