お久しぶりです(笑)
早速ですがラングラーのGジャンと言えばこの人?
いやこっち?
どちらも好きなアーティストだけど、111MJは同時代のリーバイスほどではないにしても手が出せる範疇を超えてる。
リアムを真似して、パーカとレイヤー&第一ボタン締めで超久しぶりに124MJを着てみました。
パンツは写してないけど、90年代のラングラーのランチャーパンツを合わせてます。
この124MJは記憶が定かじゃないけど、たぶん原宿のCHICAGOで5000円くらいだったような?
舟形ネームね太縄ロゴだから70年代後半のものでしょう。もちろん生地はブロークンデニムで全体にアタリ感はなくラングラーらしいのっぺりした色落ち加減。
リアムが着てるのは襟の形からして70年代後半のものだろうけど、身幅のバランスからして、もしかしたら136MJなのかも?今っぽく着ようとしたらそのほうが良いかも知れないですね。
136MJが気になってオークション見ていたら沼ってしまい、結局年代違いの124MJを2つも買ってしまった。。。
その① 初期黒タグ
70年代初期のもの。デザインや仕様はほぼ同じだが、生地は左綾のセルビッジ。
この頃にはブロークンデニムが開発されていたはずですか、実際製品の生産ラインが切り替わるのはもう少しあとなのか?
アームホールはインターロック一発(コバステッチなし)の潔さ!124MJと言えばの仕様ですが、実は初期は違ったことを知りました。
ちなみにアームホールは、曲線的なほうが立体的に作れます。ただ曲線的になるほど巻き縫いは難易度を増し、パンク(巻の縫い代が破裂すること)の原因になったりもしてしまいます。機能性と縫製の効率を両立させるための仕様かとおもいますが、コバステッチが無いのはなかなかの思い切り。
下は60年代後半の557。
リーバイスもこの年代から工場によってはアームホールの縫製がインターロックだったようですが、ダブルステッチが入り、一見は巻いているかのような見え方。インターロックの方が曲線には対応しやすいものの、コバステッチの工程が一つ増えるので、巻ける工場はこれまで通り巻いていたんでしょう。
その② 後期ブルーベルタグ
これは掘り出し物でした。
サイズが小さめなせいかかなりのお買い得品。面白いのはアームホールが巻きで腰のアジャスターが無いところ。
ヨークのピスタブも無く、124MJが一気に完成形になったのではなく、111MJから徐々に変化したのが分かる一着です。
なんだかんだサイズ感も違うので3着それぞれ楽しんでますが、、、やはり70年代になって襟がウェスタンシャツのように変化した124MJが好きかなぁ。