Blundstone SIDE-GORE BOOTS

今回はちょっと変わり種。いや、世間的にはとてもメジャーになっているようですが(笑)

Blundstone BS1456 SIDE-GORE BOOTS

アウトドアショップで見かけるようになって10年は経ってないように思いますが、ここ数年やたら見るようになりましたね。シードコーポレーションと言う代理店が輸入しているようですが、日本での展開は略歴すら調べられませんでした。残念。。。

購入のキッカケは冬のワンコの散歩と、私の服以外のもう一つの趣味である釣り用としてのシューズを探していたことから始まります。

あれほど家内と子供たちに懇願され、当初反対した私はまるで悪者のようになってまで命の大切さを諭して飼い出したトイプー。

なぜかいつの間にか散歩は私の役目に。

サンダルを履ける季節は良いのですが、私の靴はどれも着脱が面倒なものばかりで、これまで冬場重宝していたバンズのスリッポンもそろそろ限界で代替わりするか考えているところでした。

釣りに関しては実際の釣行中ではなく、釣り場までの移動時が使用目的。釣行日は基本的に深夜に移動するため冬場は気温が氷点下になることもあります。 

『それなりに足を保護してくれて、かつ着脱が楽なもの』というのが、朝のワンコの散歩と釣り場までの移動に必要な条件でした。また出来れば簡易な防水性があれば、不意の悪天候や、足場の見えにくい夜間の移動にも対応できて尚よろし。


先ずは今釣りで使っているKEENやTEVAからあたりだしましたが、調べてあるうちに、あわよくば悪天候時の出勤用にも使えたらと欲が出てきて迷宮に(笑)

KEENやTEVAは、機能的には完璧ですが、出勤時のスタイルを考えるとちとハマらず。そこで急浮上したのが、キャンパーやフェス好きに愛用者が多いBlundstoneでした。基本的にソール交換が出来ないレザーシューズは普段買わないので、今までは存在は知っていても全く選択肢に入っていなかったブランド。RED WINGのスーパーソール同様、オールソールもやれば出来なく無い様ですが、販売価格の2/3以上の費用を掛けるのは個人的には無しかな、と。しかし『通勤にも使えそうなルックス』を加味してみると、価格も意外に納得行くかも?

ちょうどスエード素材の靴が欲しかったのもあり、こちらのモデルの購入に至りました。



ブランドストーンの背景を調べてみると、以外に歴史の長い由緒正しいブランドでした。

イギリスから1850年代にオーストラリアに渡った創業者が、1880-1890頃(ブランドサイトにも正確な記述なし)に靴の製造をスタートしたのが始まりで、リーバイス並の歴史がありました。生産地はベトナム、インド、中国に移っているようですが、ごく一部(ゴム長靴)だけはタスマニアで生産を続けているようです。


購入後2週間、日課の朝の散歩で履き続けています。

余談ですが、坂の多い横浜はコンクリート製で滑り止め?ようの丸印ある坂が多いです。地元民はプリン坂と呼んでいるとかいないとか。。。


戻りますが、この靴のファーストインプレッションは、

『とにかく軽い!』

そしてレザーシューズには必須とも言える慣らし運転がほぼ不要で、始めから足馴染みが抜群に良いです。サイドのゴアの具合も履き込み易さとホールド感が絶妙にバランスしていて快適の一言に尽きます。スニーカーと革靴の中間のようなイメージ。

こうなると気になるのはソール交換できない故の耐久性ですが、、、私の知り合い、ブランドストーンをこよなく愛し、季節関係なく一年360日はブランドストーンを履くツワモノ曰く、2年は持つそう。

片減りしがちな踵を部分一度補修して延命すれば私の使用環境ならさらに持ちそうです。

ネット情報では稀に加水分解を起こすようなので、長期間放置しないようにだけ気をつけて行こうと思います。代替わりしながら付き合える新たな定番になってくれるかな?